飯田歯科コラム

歯科コラム

魚に含まれる歯を丈夫にする成分とは?

2017年08月30日 (水)

食品には、様々な栄養素が含まれています。その中でも歯を丈夫にする成分には、歯そのものに対して効果を発揮するタイプ、歯の周辺に対して効果を発揮するタイプの2種類があり、どちらもそれぞれ重要な役割を担っています。 そこで、今回ご紹介する食材は、魚です。「肉ばかりではなく魚を食べなさい」と言われるのは、健康面だけでなく歯を丈夫にするためでもあります。魚の中に含まれている歯を強くする栄養素を知り、効果的に歯を強くするために役立ててください。

カルシウム
カルシウム
魚に含まれている栄養素と聞いて、多くの人がいちばん最初に浮かぶのはカルシウムではないでしょうか。カルシウムは強い歯をつくるためには必須の栄養素です。魚の場合、カルシウムが含まれているのは骨だけではありません。むしろもっとも多くカルシウムが含まれているのは、筋肉をふちどっている白い膜部分。そのため積極的に身の部分を食べることをおすすめします。
ビタミンD
鮭やサンマ、あんこうの肝やイワシに多く含まれているビタミンD。ビタミンDには、骨をつくるだけでなく、カルシウムの吸収をサポートするはたらきがあります。つまり、いくら牛乳を飲みカルシウムを摂取したつもりでも、体内にビタミンDが不足している状態では、体はカルシウムを吸収することができません。特に乳幼児など、永久歯を形成している最中には重要な成分だと言えます。 またイワシやメザシのように、頭から丸ごと食べることができる魚はビタミンDとカルシウムを一緒に摂取することができるため、より効率的です。
たんぱく質
たんぱく質
歯の土台である歯茎と関係がある、たんぱく質。いくら歯の部分がしっかりとしていても、土台がグラグラでは強い歯とは言えません。魚のメリットは、たんぱく質がとても豊富だということ。ちなみにたんぱく質の良し悪しは、含まれているアミノ酸の質と寮によって決められます。その中でも、魚に含まれるアミノ酸はとても優秀です。人間の体の中ではほとんど合成できない必須アミノ酸を含んでいるため、効率よく強い歯茎づくりに役立てることができます。
ビタミンA
魚の中でも特にうなぎに多く含まれているのはビタミンAです。ビタミンAには歯の表面のエナメル質を強くするはたらきがあります。虫歯の始まりは、歯のエナメル質が溶けてしまうことから。つまり、ビタミンAをしっかり摂取しエナメル質を強くすることで虫歯予防、強い歯づくりに役立てることができます。特に歯医者さんにエナメル質が溶けかけている、虫歯ができやすい体質だと言われた人は、積極的に摂取する必要があります。

 

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