飯田歯科コラム

歯科コラム

子どもが欲しいと思ったら…妊娠前に虫歯の治療や親知らずは抜いておこう!

2018年01月15日 (月)

「妊活」という言葉が生まれ、育休がもらえるようになり日本の社会全体で少子化に対しても妊娠に対しても少しずつポジティブな考え方になってきているのではないでしょうか。そんな未来の妊婦さんに是非とも読んでいただきたいです。妊娠前に歯医者さんへいくことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

妊娠前に歯医者へいくことの大切さ
妊娠前に歯医者へいくことの大切さ
妊娠すると胎児のことを考えて行動をしなければいけません。歯科医院では妊娠している可能性がある人にはあらかじめ伝えてもらうようにしています。
その理由は、以下のことがあるからです。
●抗生物質で妊婦さんに投与できないものがある
●観血的処置(出血を伴う)のリスクがある
●感染症を発症すると胎児へ影響が出る
●出産後は育児に忙しくて通うことが困難になる

抗生物質で妊婦さんに投与できないものがある
抗生物質の中でも比較的安全で妊婦さんにも処方できるものはありますが、中には胎児の硬組織形成(骨や歯)を阻害してしまうものがあります。

観血的処置のリスク
観血的処置は歯科治療につきものです。クリーニングをするときも、抜歯をするときもつきものになりますが、傷口に細菌感染を起こすと胎児にまで影響を与えてしまうことがあります。

感染症を起こすと胎児へのリスクが上がる
感染症を起こすと胎児へのリスクが上がる
感染症とは歯周病や親知らずの炎症のことです。これらは細菌が原因で起きる細菌感染症で血液を流れて胎児へ影響を与えることが報告されています。歯周病の予防、治療や悪化しそうな親知らずがある場合は、妊娠前に抜歯することが推奨されます。親知らずの抜歯後は細菌感染防止のために抗生物質の服用を指示されます。最初の項目で説明したように、基本的には安全な抗生物質が使われますが、妊娠前に抜歯は終わらせるようにしておいた方が安心でしょう。

出産後は育児に忙しい
出産後は育児に忙しくなることが予想されます。歯医者さんへ通うこと忘れてしまっていたり、後回しになってしまって気づいたときには虫歯だらけになっているという人も少なくはありません。妊娠前にはしっかりと歯科検診を受けて、虫歯があれば虫歯の治療も済ませておくと育児が落ち着いてから歯医者へ行っても手遅れということは少なくなります。
現在は研究が進んでいて、歯周病があると低体重児出産につながることや、早産のリスクが高まることも報告されています。赤ちゃんのことを考えるのであれば早めに歯科検診へいきましょう。

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