飯田歯科コラム
歯科コラム

ストレスで歯周病が悪化する恐れがあります

2018年07月30日 (月)

歯周病や虫歯の原因が細菌だということをご存知でしょうか?人間の体内では、免疫システムが関係してきます。この免疫システムと細菌の活動性は、シーソーゲームのように行ったり来たりをしますが、通常は均衡が保たれているか免疫システムの方が優位になっています。しかし、細菌の活動の方が優位になると歯周病や虫歯が悪化することがあります。今回はストレスと歯周病の関係について説明していきます。

歯周病とは
歯周病とは
歯周病は、細菌が原因で発生します。細菌は歯と歯茎の間にある歯周ポケットと呼ばれる溝に存在していて歯周ポケット内を好みます。歯周ポケットは酸素が届きにくく、酸素を嫌う歯周病原因細菌に折ってみれば最高の環境なのです。
歯周病が進行していくと以下の症状が出てきます。
●顎の骨が溶ける
●口臭
●歯茎が痩せて下がる
●歯がグラグラする
これらの症状が出てきたら歯周病になっていると考えられるので、歯医者さんにみてもらうことが賢明です。
ストレスがかかるとなにが悪い?
身体には自律神経というのがあります。自律神経は副交感神経と交換神経で構成されていて交感神経と副交感神経もシーソーゲームの関係ですが、ストレスがかかると交感神経が優位に働くようになります。これを踏まえてですが、ストレスがかかると唾液の分泌が低下します。唾液分泌は副交感神経によって司られています。交感神経優位になると副交感神経の働きが弱まるので唾液の分泌が悪くなるのです。唾液には細菌の活動を抑制させる効果があり、通常であれば、歯周病原因となる細菌も活動を弱らせていますが、唾液分泌が低下すると細菌の活動は活発になります。また唾液は、虫歯予防効果も期待できます。
血流も悪くなる
血流も悪くなる
交感神経が優位になると、身体が緊張している状態と同じになります。緊張していると血流が悪くなるので、歯茎への血液供給も悪くなります、血液中には免疫システムに関係するリンパ球なども含まれていますが、運搬がうまくいかず歯茎での免疫システムがうまく働かなくなるのです。そうなると、細菌は活発に活動し、歯周病の進行が進んでいきます。
寝る前にストレッチをすると血行が良くなって寝つきがよくなるというのは、副交感神経を優位にする効果があるからで、免疫力が低下していると感じた時は、ストレッチなど副交感神経を優位にする方法を試してみましょう。ストレスを溜まったままにしているのは、身体にいいことは何もないのです。
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