飯田歯科コラム
歯科コラム

麻酔の特徴を知って安心して歯の治療を受けよう!

2018年08月30日 (木)

注射は何歳になっても嫌ですよね。注射針は近年、痛みが少なくなるようにと細いものが採用されるようになりました。細い麻酔針は従来のものよりも痛みがなく患者さんからも好評価ですがそれでも麻酔を怖がる患者さんは後を絶ちません。

今回は歯科で使われる麻酔の種類や特徴を理解してもらい安心して麻酔を受けて欲しいと思っています。

麻酔の種類
麻酔の種類
歯科で主に使用する麻酔は3種類あります。それぞれの概要も含めて紹介していきます。

■表面麻酔
麻酔をするための麻酔です。粘膜に塗るタイプの麻酔薬で、塗るだけなのでもちろん痛みはありません。粘膜の感覚を少し鈍にすることで麻酔針が刺さった時の痛みを軽減させます。

■浸潤麻酔
いわゆる通常の局所麻酔です。虫歯の治療をするときに行う麻酔はこの浸潤麻酔です。歯茎の中の組織へ麻酔効果を出すこともあれば、骨膜へ注射をして骨膜から感覚を鈍にすることもあります。

■伝達麻酔
浸潤麻酔では奥歯へ十分に麻酔を効かすことが難しいことがあります。そんな時は伝達麻酔を使用します。伝達麻酔は奥歯の抜歯や親知らずの処置でも使われますね。

麻酔を痛くさせない工夫
麻酔は歯が痛かったり痛くなるだろうと予測される処置の際に使用されます。そのため麻酔はできるだけ痛みを少なくした状態でしてあげるのが患者さんのためです。歯医者も麻酔を打つ際に患者さんが痛くならないような工夫をしています。

■表面麻酔
表面麻酔を併用することで浸潤麻酔の針が刺さった時の痛みを軽減できます。

■電動麻酔
麻酔を体内へ注入する際に速度が一定であると痛みが少ないです。歯医者が手で押すタイプの麻酔よりも電動麻酔機を導入すると痛みが少なくすみます。

■麻酔の温度
麻酔の温度が低いと身体が異物と判断して痛みが強く出ることがあります。そこで体温と同じくらいまで温めておくと身体が痛みを感じにくいのです。

麻酔の注意点
麻酔の注意点
患者さんは麻酔を受けるときにあまりに緊張して恐怖心が募っていると迷走神経反射と言って意識が遠のいてしまうことがあります。これは過度の麻酔に対する恐怖心の中で麻酔が刺さった時の痛みがリンクして発生する反射で、麻酔に対しての恐怖心をできるだけ少なくしておけば起きません。

麻酔後は口の感覚が鈍くなっています。熱い食べ物や飲み物は避けて、冷たいものや常温のものを飲むようにしましょう。そうでないと火傷をしてしまう恐れがあるからです。

麻酔は現在進化していて、体へ悪影響が出る成分は除外されてきています。妊婦さんや岡ちゃんでも必要に応じて麻酔を打つことができるので、麻酔嫌いの患者さんは気楽な気持ちでリラックスして歯医者へいらしてください。

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