知覚過敏について

歯医者で虫歯ではなく知覚過敏(ちかくかびん)になっていると言われたことはありませんか?
テレビCMでも以前から知覚過敏専用の歯磨き粉の宣伝があり、知覚過敏という言葉はご存知の方も多いと思います。
知覚過敏は歯茎がやせたり、過剰な歯磨きや歯ぎしりによって歯茎の際の歯が欠けることで起こります。今まで覆われていた部分が露出するので、冷たい物等の刺激が歯の神経に伝わることでしみたり痛みを感じます。
治すにはまず適切な歯磨きを行います。磨くときに力を入れ過ぎたり硬めのハブラシを使うと歯茎がやせるので注意が必要です。また、多くの歯磨き粉には汚れが取れやすいように研磨剤が配合されているので、1日に4回以上歯磨きをする場合は歯磨き粉の量を考えた方がいいでしょう。
歯科医院では症状のある所にお薬を塗ります。このお薬は徐々に取れるので症状が出てきたら再度塗ります。歯が欠けている場合はそこを白い樹脂で埋めます。
知覚過敏専用の歯磨き粉も効果があるので併用するといいでしょう。
ただし、虫歯になっている場合も冷たい物がしみるので、症状が続く時は歯科医院で早めに診てもらいましょう
医療法人 飯田歯科
歯科衛生士 谷