歯周病がアルツハイマーの原因!
2020年12月24日 (木)

10月中旬頃、歯周病の原因菌がアルツハイマーを引き起こすことが、九州大学の共同研究により分かったとニュースで報じられ話題になりました。
これまでにもアルツハイマー型認知症の方のお口の中を調べると、そうでない方に比べて歯周病になっている割合が多いことは分かっていました。
しかし明確な理由が解明されておりませんでした。
それが今回証明されたということです。
アルツハイマーの原因の1つとして、アミロイドβ(ベータ)と呼ばれるたんぱく質が脳内に蓄積することで発症すると言われています。
しかし、なぜアミロイドβが脳内に蓄積するのかは分かっていませんでした。
しかし、なぜアミロイドβが脳内に蓄積するのかは分かっていませんでした。
歯周病になると、歯周病菌が増加し歯茎から血管内へ侵入し全身の血管を巡ります。
歯周病の主な原因菌として有名なジンジバリス菌を健康なマウスに全身投与すると、アミロイドβを誘導し脳内へ取り込むことが分かりました。
アミロイドβは20年前から脳内に蓄積します。
つまり、若いうちから歯周病のケアをすることが、アルツハイマーを予防することにつながります。
医療法人飯田歯科
歯科衛生士 谷
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