インプラント

新素材ペクトン

金属を使用せず、衝撃も吸収する為に歯の根の破折を防ぐ新素材!
インプラントにも使用できます!
新素材ペクトン

Cendres+Metaux社(スイス)で2014年より歯科用で販売されるようになり、2015年より当院では日本国内で試験的に使用させて頂いております。現在では日本国内で使用可能です。ペクトンは医科領域では30年前より使用されている安全な材料ですが、歯科でもCAD/CAMの進化により応用できるようになりました。まだ高価な事を除けば、たくさんの利点があります。

ペクトンの特徴

・生体親和性がとても高いので安全で安心。金属を使用しない為に金属アレルギーを起こす心配がありません。
・軽い 1.4g/Cm3
・衝撃吸収効果があるために力を吸収できる(弾性率が人間の皮質骨や象牙質と非常に近い。)
・強度もドイツのボン大学にて検証済み。

土台(コア)としての利点

20年くらい前にファイバーポストが歯科で使用される以前は、金属を使用して土台を作るか、プラスチックのみで土台を作るか、プラスチックの土台に金属製の既製のピンを合わせて作るかの3種類の方法でした。元の歯にたくさんの歯質が残っていればもちろんプラスチックのみでも強度は保てます。少し足りない程度ならば金属のピンを心棒にして補強もできました。しかし、あまり歯質が残っていないと型を取り丈夫な金属で土台を作製しないと破損することが多かったのです。そこで、金属を用いて土台を作製する事も多かったのですが、それにより多くの問題が出てしまいました。1つ目は金属が硬すぎる為にしなりが無い事です。つまり弾性率が高すぎて噛むことに依る加わる力が歯の根に直接伝わり、歯の根を割れてしまう事がありました。割れ方により抜歯しないといけない事がたくさんありました。2つ目は金属アレルギーです。金属のイオンが溶けだして金属アレルギーの原因になる事が知られています。ピアスやネックレスなどのアクセサリーだけでなく歯科金属も大きな要因なのです。部分的にかゆみや湿疹が出るだけでなく、身体に取り込まれた金属が汗と一緒に出て、全身に症状が出ることも珍しくありません。もちろん重度の金属アレルギーの患者さんは金属を取り除かないといけませんが、まだ発症していない人も金属イオンが放出されている状態が継続すると発症する可能性が高くなります。3つ目は金属イオンに依る歯や歯肉の変色です。どす黒く変色してしまうとそれを消すためにはいろいろな処置が必要になってしまいます。
そこで、ファイバーポストが脚光を浴びました。FRC(ガラス繊維強化樹脂)という支柱をプラスチックと使用する事により金属を使用せずに強度を高める効果を期待したのです。当院でもたくさんこの治療をしてきましたし、現在でもしております。しかし、この治療方法にも欠点がありました。ファイバーポスト自体は強靭でしなりもあるのですが、周囲に使用するプラスチックとのしなりや硬さの違いとくっつく強度の問題で時間が経つと剥がれてしまい破損してしまう事が出るのです。つまり、やはりある程度の歯が残っていないと土台ごと最終のかぶせがだめになってしまいます。そこで、新素材ペクトンの登場にとても期待が寄せられ海外から頻繁にしようされるようになってきました。
ペクトンは残っている歯が少なくても一塊なのでバラバラになって壊れる事もないですし、型を取って精密に元の歯と合いが良い上に取り付けるレジンとの接着強度も高いのです。歯と近いしなりや硬さのために歯の根が割れる心配も減らせます。まさに待望の新素材なのです。

ペクトンコアの値段は 1本 30,000円

ペクトンコア

ペクトンコア

もちろんインプラントにもこの素材は重宝されます。なぜならインプラントには歯根膜と呼ばれるクッションが無いからです。骨と直接くっつくインプラントに衝撃を吸収する素材を間に入れる方法は以前よりいろいろ考えられていましたが、これまでの材料では経年劣化する材料ばかりでしたので、実用化されても製品として持続されるものはありませんでした。しかし、クッション性能があり、繰り返しの衝撃にも耐えられる素材のペクトンは有用であると考えられます。

ペクトンアバットメントの値段 1本 50,000円
これまでのジルコニアアバットメントと費用は同じです。

ペクトンコア

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