成人矯正(大人の矯正)

今からでも遅くない
大人の矯正(成人矯正)

今からでも遅くない大人の矯正(成人矯正)成人矯正を受ける方の多くは、主に20〜30代の方と言われていますが、最近では、40代、50代の方も成人矯正を受けるケースが増えています。
一般的に歯列矯正に年齢制限はありません。年齢が上がるほどに顎の骨が硬くなるので、やや治療期間は延びますが、最長でも2〜3年で治療が終了することも可能です。
大人の歯列矯正では、歯並びの見た目を整えるだけではなく、噛み合わせの調整や、インプラント治療のための部分矯正など、幅広い目的で行います。

このような歯並びで
お悩みではありませんか?

出っ歯

出っ歯上の前歯が、下の前歯よりも前方に突き出している状態です。
顎の骨の問題で、上顎が全体的に突き出していたり、反対に下顎が引っ込みすぎていたりすることもあります。

受け口

受け口下の前歯が、上の前歯よりも前方に突き出している状態です。
歯そのものが傾いている場合と、骨格の問題で下顎が前に突き出している場合があります(反対咬合)。

すきっ歯

すきっ歯歯と歯の間に隙間が生じている状態です。
上の前歯で生じると見た目を損ない、虫歯や歯周病のリスク上昇や、発音の支障などのトラブルを引き起こすことがあります。

叢生(乱杭歯)

叢生(乱杭歯)歯並びが悪く、歯列がガタガタにずれている状態です。
ブラッシングで届かない箇所が増えるため、汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが上昇します。

開咬

開咬奥歯を噛み合わせた際に、前歯が浮いてしまう状態です。
奥歯への負担が大きくなり、将来的に奥歯を失う危険が高まります。

過蓋咬合

過蓋咬合上の歯が、下の歯に大幅に覆い被さっている状態です。
噛み合わせも乱れることがあり、咀嚼に影響をおよぼします。

矯正治療にかかる期間は?

部分矯正

前歯など一部に限定して行う部分矯正では、低コストかつ短期間で治療を行うことが可能です。
短い場合で、約半年程度で治療が完了します。

ワイヤー矯正

歯の表側に、金属製のワイヤーとブラケットと呼ばれる装置を取り付ける方法です。
見た目がやや特徴的ですが、比較的早く治療を終えることが可能です。
ワイヤーの調整やゴムの交換が必要ですので、状況に依りドクターより指示に従い2週間から5週間に一度来院していただき、約1〜3年で治療が完了します。

インビザライン

透明なマウスピース型の矯正装置を使用する方法です。
付け外し可能のため、少ない負担で矯正治療を受けることができます。
治療期間中は4週間に一度来院していただき、約半年から3年で治療が完了します。

当院で行う全体矯正

ブラケット矯正(表側矯正)

ブラケット矯正(表側矯正)歯の表側(唇側)にブラケットを装着し、ワイヤーを通して歯並びを整えていく、ごく一般的に広く行われている矯正方法です。あらゆる症例に対応できる治療法で、歯につける装置も透明や白色のものがあり、なるべく目立たないように矯正治療を行うことは可能ですが、装置がついているのがわかります。骨格的な異常が大きいケースでは対応できない場合もあります。

メリット
  • 広い症例に対応できる
  • 比較的費用を抑えることができる
  • どの矯正歯科でも行っている
デメリット
  • 装置が目立つ
  • 装置の違和感、痛みを感じやすい
  • 虫歯、歯周病リスクが高まりやすい
  • 食事、歯磨きがしにくい
  • 金属アレルギーのリスクがある

インビザライン®(マウスピース矯正)

インビザライン®(マウスピース矯正)透明な取り外し可能なマウスピースを装着し、段階的に交換していくことで歯を動かしていくことができる新しい矯正システムです。装着していても目立たず、違和感も少なめで、外したい時に外せるので食事や歯磨きの時にも邪魔になりません。

メリット
  • 取り外しができるので食事や歯磨きを普通通りに行える
  • 目立たず矯正できる
  • 違和感や痛みが少なく快適
  • 通院回数が少なめ
  • 金属アレルギーのリスクがない
  • 治療の予測ができる(最終イメージや治療期間) 
デメリット
  • 決められた時間装着しないと効果が現れない
  • 適用できない症例がある

インビザライン矯正について
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舌側矯正(裏側矯正)

舌側矯正(裏側矯正)ブラケットとワイヤーを歯の裏側(舌側)に装着します。歯の後ろ側ですので、表側から見えることはありません。ただし、噛み込みが深い方などでは適用できない場合もあります。

メリット
  • 装置がほぼ見えないので審美的
  • 虫歯、歯周病リスクが低め
デメリット
  • 治療費が高め
  • 装置の違和感が強く出やすい
  • 発音がしにくいことがある
  • 高度な技術を要するので、受けられる歯科医院が限られる
  • 金属アレルギーのリスクがある

当院で行う部分矯正(小矯正)

歯の引き上げ
(エクストルージョン法)

抜歯になりそうな歯でも
矯正で残すことができます

虫歯が深く進行した時、歯が破折して骨よりも深くなった時は、昔なら歯を抜くか無理やり奥まで金属を突っ込むしかありませんでした。ただ、無理に奥まで金属を突っ込んで治療しても、そこから炎症を起こして骨が溶けることも非常に多く、また、歯が破折しやすいので結局骨も溶けたより悪い状態となっていました
そこで、「矯正力を使って歯を引き上げてから治療する」ということが考えられるようになりました。歯の引き上げには、矯正治療で行う方法と、一旦歯を抜いてから元よりも高い位置に固定する方法があります。しかし、一旦歯を抜くとどうしても根の周囲の組織に傷が出来る事があり、そのために徐々に根が骨に吸収されることがあります。矯正治療で行う方法であれば、そのようなリスクを冒さずに安全に歯を引き出すことができます。

メリット
  • 安全に歯を引き出して、より長期的に歯を残すことができる
  • 外科処置を避けられる
デメリット
  • 保険がきかないので1本5万円程度かかる

根の引き離し
(セパレーティングゴム法)

歯周病の進行防止に役立ちます

歯の根と根の間が狭い所に歯周病が進行して歯が溶けると、歯周病は急速に進行してしまいます。同じ体積の骨が溶かされた時(斜線部)に根の先の深い所まで進行してしまうためです。そこで、根と根の間を矯正により広げると歯周病の進行防止になります。

メリット
  • 歯周病の骨の吸収を起こりにくくできる
デメリット
  • 保険がきかないので1本5万円〜7万円程度かかる

保定装置

保定装置保定装置は、矯正治療が終わった後に、歯が元の位置に戻ろうとして動くのを防止する装置です。一般的には次のような装置があります。

保定装置の種類

  • 取り外し式のもの
  • 歯の裏側に針金を通し、レジン(プラスチック)で固定する方法

取り外しの装置は、矯正後の期間によってつける持続時間は変わってきますが、決められた通りに装着しないと歯が動いてしまうことがあるため、注意が必要です。最近は目立たない表面がプラスチック製の審美的なものもありますので、希望される方はお気軽にご相談ください。
歯の裏側にプラスチックで固定する方法は患者さま本人で取り外すことは出来ませんが、つけ忘れがないため歯が動くリスクが少なくなります。

大人の矯正(成人矯正)の料金

カウンセリング 無料
検査 33,000円
ブラケット矯正 517,000円~616,000円
インビザライン矯正 297,000円~946,000円
舌側矯正 627,000円~990,000円
エクストルージョン法 55,000円

大人の矯正(成人矯正)の症例

case.1
治療前 治療中 治療後

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治療名 裏側矯正(舌側矯正)
治療内容 ・小臼歯を1本抜歯
・矯正用ミニインプラントを用いて、歯を後ろに動かし前歯のすき間をつくります
・出来たすき間に、飛び出た前歯をきれいに並べていきます

・見た目が改善しても、噛み合わせがしっかり噛み合うまで微調整を行います
費用 638,000円(税込)
治療期間 1年10か月
リスク・副作用 麻酔が必要です
・ワイヤー装着時は、歯と歯の間が磨きにくくなっているため、
歯磨きをしっかりしてもらう必要があります
決められた頻度で通院できない場合は、治療期間が延びる可能性があります
case.2
治療前 治療後

治療名 表側矯正
治療内容 左下と左上の骨を削り埋まっている歯を出してから矯正をしました
費用 449,000円(税込)
治療期間 1年6か月
リスク・副作用 麻酔が必要です
・ワイヤー装着時は、歯と歯の間が磨きにくくなっているため、
歯磨きをしっかりしてもらう必要があります
決められた頻度で通院できない場合は、治療期間が延びる可能性があります
case.3
治療前 治療後

治療名 表側矯正
治療内容 小臼歯4本抜歯してから矯正をしました
費用 723,800円(税込)
治療期間 1年11か月
リスク・副作用 麻酔が必要です
・ワイヤー装着時は、歯と歯の間が磨きにくくなっているため、
歯磨きをしっかりしてもらう必要があります
決められた頻度で通院できない場合は、治療期間が延びる可能性があります

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case.4
治療前 治療後

治療名 表側矯正(白いブラケット・白いワイヤー)
治療内容 ・上上下左右の小臼歯を4本抜歯
・矯正用ミニインプラントを用いて、歯を後ろに動かし全体的にすき間をつくります
・出来たすき間に、綺麗に歯を並べていきます
・見た目が改善しても、噛み合わせがしっかり噛み合うまで微調整を行います
費用 737,000円(税込)
治療期間 2年6か月
リスク・副作用 麻酔が必要です
・ワイヤー装着時は、歯と歯の間が磨きにくくなっているため、
歯磨きをしっかりしてもらう必要があります
決められた頻度で通院できない場合は、治療期間が延びる可能性があります

case.5
治療前 治療中

治療名 埋伏歯の矯正治療
治療内容 ・上顎の歯を2本抜歯
・矯正用ミニインプラントを用いて歯並びをきれいに整えていきます。
費用 341,000円(税込)
治療期間 1年
リスク・副作用 麻酔が必要です
・ワイヤー装着時は、歯と歯の間が磨きにくくなっているため、
歯磨きをしっかりしてもらう必要があります
決められた頻度で通院できない場合は、治療期間が延びる可能性があります

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case.6
治療前 治療後

治療名 埋伏歯の矯正治療 永久歯が生えてこない(萌出不全)
治療内容 ・右上3と左上3、右下5が生えてこないため、
骨を削って歯を出すという外科的な治療を行いました

・上下フルのワイヤー矯正も行っています
費用 638,000円(税込)
治療期間 2年6か月
リスク・副作用 麻酔が必要です
・ワイヤー装着時は、歯と歯の間が磨きにくくなっているため、
歯磨きをしっかりしてもらう必要があります
決められた頻度で通院できない場合は、治療期間が延びる可能性があります

大人の矯正(成人矯正)Q&A

上顎だけ、下顎だけの矯正は可能ですか?

可能な場合もあります。ただし、患者さまのお口の状態を診察した結果、片方のみの矯正にそぐわないと判断された場合は、適応となりません。

矯正中に我慢することはなんですか?

基本的には普段と同じようにお過ごしいただけます。日常生活での制限はさほど出ないとお考えいただいて結構です。一番気になるのは食事のことだと思いますが、粘着性の高いものは矯正器具に引っ掛かってしまうことがありますが、自然と歯に負担のかからない食事を選ぶようになると思います。
また、マウスピース矯正を選択された場合は、マウスピースは都度取り外しすることが可能なので、より制限なく食事や運動をお楽しみいただけます。

矯正治療はどれくらいの時間がかかりますか?

患者さまの歯並びの状態にもよりますが、1〜3年が標準とされています。
特に犬歯を動かすことに最も時間がかかり(約1年)、その後は徐々に歯を調整させていくので、見た目の変化は思ったよりも早めに現れやすいです。
治療期間の詳細については、初回診察時にお伝えいたします。

矯正治療のリスク・副作用はありますか?

歯科矯正にも一定の副作用が起こる可能性があります。

1歯根吸収

矯正装置によって歯を動かす際には、歯根も同時に動かしていきます。歯茎の中を動く際に歯根が溶けていく可能性が5%ほどあります。レントゲン撮影によって発覚した場合には、途中で矯正治療方針を変更する場合がございます。

2歯髄壊死

歯列から極端にずれている歯や、神経血管が弱くなっている歯は、矯正治療の際に血管がちぎれて変色することがあります。発現率は1%未満ではありますが、重篤な副作用の1つです。

3歯肉退縮

中学生までに終了した方では歯の間の歯肉は退縮しませんが、成人になって始めるとある程度の退縮は避けられません。
従って、早めにスタートすることをお勧めします。
また、抜歯を避けて無理に顎の大きさを拡大すると起きやすいので、必要な場合はドクターの指示に従い本数を減らして矯正する事をお勧めします。

 

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